堺ブレイザーズ 日本代表3選手記者会見(2007/12/05)

ワールドカップを振り返って、世界との実力差をどう感じたか

千葉:W杯のとてもハードなスケジュールの中、中盤ちょっとムードが下がることもありましたが、終盤チームが1つになって強豪相手にいい試合ができたのは、日本のチームとして、今までやってきたことが間違ってなかったという自信になります。そして、チームが1つになりきれないときには、格下相手でも苦戦したり、負ける試合が出てくるということが、これからの課題になると思います。最終予選まで時間がないので、そういう課題を1つ1つ、個人のレベルを上げていき、次に一回り成長してみんなが集合できて、また、厳しい合宿を送れば、間違いなく力を付けられると思います。そういう意味ではW杯はいい経験になったと思います。
千葉選手

朝長:今回出場回数は少なかったんですけど、チームのリズムや雰囲気が悪かったときに、チームの雰囲気を変えるように監督に指示を受けて出て行きました。でも、これから雰囲気が変わりそうだなってところで、自分のコンビミスなんかが出てしまって、いまいち乗り切れなかったというのが初戦のチュニジア戦に象徴されていて、そういうところで自分の力のなさを感じました。チームとしては、後半あれだけのチームパフォーマンスが出せたというのは今回の収穫ですが、チーム自体が「できてないところ」と「できるところ」が見極められた大会だったと思います。自分のスキルやメンタル面をもう1回見直して、強化し、また全日本の舞台に立てるように、選んでもらえるように、リーグ戦をがんばって、アピールしていきたいです。

石島:11戦戦って、初戦のチュニジア戦に負けてしまったことで、なかなかリズムに乗ることができなかったです。終盤は自分自身の反省点として、気持ち的に落ちてしまったことで、パフォーマンスも落ちてしまったというのがあります。後半になるにつれ、チームにいいリズムができてきて、強豪相手にいい戦いができたと思いますけど、それを最初からやらなければ、というのが悔やまれるところです。これからVリーグが始まりますが、まずはVリーグで堺ブレイザーズが優勝することもそうですし、北京オリンピックに出場することも目標にしてやってますので、目標に向けてしっかりと堺でがんばっていきたいと思います。Vリーグが終わって、また全日本として合流したら、0からスタートするのでなく、この前やった戦い方に+αでやっていかなければ間に合わないと思いますので、しっかりと堺の地でトレーニングを積んで、勝てるパフォーマンスを身に付けていきたいと思います。

最終予選に向けての、課題や目標は?

千葉:石島も言ったように、個人個人チームに戻って、そこで(全日本が)終わって、集まって0からでなく、全力を出し切って、また+αで集まれれば、次ぎ集まったときにはもっと強いチームになると思います。そのためには、まずはこの自分のチームで、プレミアリーグで結果を出すことと、個人的にもリーグ終わってすぐに大会が始まりますので、コンディションを整えながら、連戦を乗り切れる体力・精神力をつけることが大事だと思います。

朝長:個人的に、具体的には、サーブレシーブが乱れたときの早い攻撃の安定性。ブレイザーズも早い攻撃で、全日本でもブラジルのような早い攻撃をやろうとしているので、早くて正確なトスをしっかりあげられるように、リーグ通して、しっかり練習とゲームでスキルアップしていきたいと思います。
朝長選手

石島:今年はブレイザーズで優勝することと、北京オリンピックのために日本に戻ってきましたし、そういった意味では「しっかりやらなければいけない」という思いは強いです。正直言いますと、世界レベルのサーブだったりブロックだったりは、プレミアリーグで体験することはなかなかできないというか…、外国人選手は1人だけですし、日本人選手もレベルは高いですけど、やっぱりW杯のようなレベルの高い中でプレーすることは正直難しいです。でも、そういう中でも自分のプレーを高めていかなければいけないですし、しっかりトレーニングしていかなければいけないと思っています。日本でやってることは、いい面も悪い面もありますけど、高い目標を持ち続けることを忘れずに、しっかりやっていきたいと思います。

厳しい合宿やトレーニング、ようやくW杯終了。現在の体調は?

千葉:僕はあまり試合に出る機会も少なかったんで、今のところは、プレミアリーグの開幕には万全で迎えられるかな、と。

朝長:自分も出場回数は少なかったんですけれども、この1年を通して、ワールドリーグからアジア選手権と大会続きなんで、体力的には万全なんですけど、精神的には若干疲れがあるなと感じています。なので、開幕に向けてしっかりメンタル的に高めていきたいと思います。

石島:ブレイザーズのチームとは少し離れてましたから、コミュニケーションというか、温度差というか、そういうところをしっかりコミュニケーションとっていかなければいけないと思いますし、自分が早くチームに溶け込めるように頑張っていきます。お互いがしっかり「優勝する」という思いを持ってやれば、緒戦からいい形で臨めると思いますから、残り1週間ですけども、しっかりやります。

石島選手

最終予選に向けて

千葉:本当に1年間1年間、北京オリンピックのために必死に合宿もしてましたし、本当にオリンピックに始まらないと、日本のバレーも始まらないと思うんで、そういう意味では自分のバレー人生をかけて最終予選に臨みたいと思います。

朝長:自分自身がオリンピックに挑戦するというのは、最後だと思ってますので、自分の今までのバレー人生をかけて、絶対にオリンピックの出場権を取りたいと思います。

石島:もう北京への勝負は始まってますので、1日1日大切にして、悔いが残らないようにやっていくしかないです。

→V-M-Sが聞く!各選手インタビュー

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