V・プレミアリーグ セミファイナル展望

2008/09V・プレミアリーグは、いよいよ4月3日、愛知県・豊田市総合体育館(スカイホール豊田)でファイナルラウンドの開幕となる。セミファイナルは4月3日から5日まで、レギュラーラウンド上位4チームの総当たり形式で試合がおこなわれる。
なお、このセミファイナルの順位に因り、4月12日(日)東京体育館で3位決定戦および決勝戦がおこなわれる。
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以下、セミファイナルに出場する4チームについて、レギュラーラウンドの総括およびセミファイナルへの展望をまとめる。

サントリーサンバーズ

(4/3パナソニック、4/4東レ、4/5堺)
昨シーズンは控えの戦力不足に苦しんだが、今シーズンは序盤に越川を欠きながらも上位を譲らなかった。今までスタメンだった荻野を投入せずとも、杉山が固い守備でチームに貢献。また、新人らしからぬ攻守に秀でた内定選手、米山の活躍はファイナルラウンドでも期待される。スパイク・ブロックとも安定した成績を残し、誰がスタメンで出てもおかしくない山村・坂本・鈴木のセンター陣。試合の流れを作るベテランセッター栗原。予選ラウンド最終週はレオナルドが怪我で戦線離脱したものの、ファイナルラウンドには復帰予定で、戦力は充実している。
昨シーズンは予選を断トツの1位で通過しながら、セミファイナルで敗れて3位に。「決勝に進んで、優勝する」という意気込みは今までの比ではない。

東レアローズ

(4/3堺、4/4サントリー、4/5パナソニック)
2シーズン連続で準優勝、「今年こそ」という気迫は強い。昨シーズンまではスタメンを毎試合大きく変える戦術だったが、今シーズンはほぼ固定している。
スタメンの中で飛躍的な成長を見せたのは、今までブロック力が目立っていた富松。スパイクでも大活躍、サーブも安定した数字を残し、チームの得点源の1つとなっている。富松と同じく2年目の選手、米山は今シーズンスタメンに定着し、他チームから執拗にサーブで狙われながらも、高いサーブレシーブ成功率を残している。また、レシーブ力に定評のあるリベロ田辺に加え、度々リベロの勝野をレシーバーとして投入して守備を強化、高さが魅力の阿部は中堅らしいトスワークを見せながら、高い攻撃力を持つボヨビッチにつなぐ。いったんペースを掴むと、穴が出にくいチームである。

堺ブレイザーズ

(4/3東レ、4/4パナソニック、4/5サントリー)
序盤は石島・エンダキが故障で万全の体制でなく、中盤に千葉が怪我で戦線離脱、終盤には北島も怪我で離脱し、ウィングスパイカーの戦力に不安を抱えながらの予選ラウンドとなった。北島が抜けてからは黒星が続き、ファイナルラウンドに北島が復帰できるかがカギになりそうだ。センター大道は、今シーズン自身初の全試合スタメン出場を果たし、ブロック・スパイクとも大きな成長を見せた。
ファイナルラウンドでも、相手チームに合わせたブロックフォーメーションによる石島のクイックや伊藤のサイドからのスパイクなどが見られるか、楽しみにしたい。

パナソニックパンサーズ

(4/3サントリー、4/4堺、4/5東レ)
今シーズンの目標「3冠」のうちの天皇杯を準優勝で終えたパナソニックパンサーズは、このリーグで雪辱を果たしたいところ。しかし、日本のエース山本、次世代エース清水・福澤、また宇佐美を始め、数多くの全日空経験者を擁しながらも苦戦が続き、4強入りは最終週までもつれた。
そんな中、今シーズンより一層安定したサーブ力を見せた山本、高さ・攻撃力・ムードなど、それぞれの個性を存分に発揮して例年以上の激しいスタメン争いを展開したセンター陣には、ファイナルラウンドでも活躍が期待される。また、注目を集めている内定選手の清水・福澤は、チーム合流後すぐに試合に出場し、清水は存分に攻撃力を、福澤は課題とするレシーブ力をずいぶんと向上させた姿を見せた。
リーグ後半、度々戦線離脱した攻撃・守備とも頼もしい2年目のフェリッペが完全合流し、チーム一丸となれば、2連覇も十分あるはずだ。

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