V・プレミアリーグに所属するNECブルーロケッツについて、3月下旬に「廃部を検討」というニュースが通信社・新聞経由で流れたが、それから1ヶ月弱を経て、複数のニュースソースから、5月に大阪で行なわれる黒鷲旗を最後に休部(「廃部」という表現も)するというニュースが流れるに至った。
この間、当事者であるNECブルーロケッツおよびVリーグ機構からの公式アナウンスは一切ない。
当サイトからもリンクを張っているが、さきの「廃部を検討」報道以来、ファン有志による存続を熱望する署名活動が行なわれている。Webサービス「署名TV」経由の電子署名およびV・チャレンジマッチ、V・プレミアリーグファイナルラウンド会場等での署名活動により、約8000件を越える署名が行なわれたとのことである。そのうちの一部は既にNEC本社に提出されているが、ニュースを読む限りでは、これらの声が届くことはなかった、ということになる。
NECという企業が男子バレーボールチームの運営から撤退するということそのものは、企業の経営状態を鑑みると致し方ないことなのであろう。しかし、その結論に至る経緯が見えてこないこと、極力見えないように動きが為されてきたこと、観る者の願いが届く余地がなかったことについての絶望感は消えない。また、現在の景況を考えると、これはNECのみの動きで終わるとは言い切れない。
バレーボールプレイヤーもファンも、また多くのそこに関係するひとたちも、このまま座して場の縮小を見守るしかないのであろうか。

