AVCカップを終えて:柴小屋康行選手(NECブルーロケッツ)インタビュー

若手中心で臨んだ第1回AVCカップ。
その大会で、全日本に初選出された柴小屋康行選手(NECブルーロケッツ#14)に、話を伺いました(インタビュー日:2008/10/02)。
柴小屋選手

-全日本の雰囲気は、どうでしたか?

「OQTとか出たメンバーが1人もいなかったっていうのもあって、みんな一応お互い知ってるんですけど、一緒にあのメンバーで合宿するってのは今までなかったんで、最初はちょっとよそよそしい感じはあったんですけど。でも逆に、みんなアピールするチャンスだと思ってたのかもしれないですけど、途中からチームになってきて。練習自体は5日しかしてないんですけど、向こうに行ったときには、結構いいチームにまとまってきてたと思います。」

-今回の全日本メンバーに選出されて、どういう思いでしょうか?

「正直『なんで僕、選ばれたのかな?』っていう感じだったんですけど、最初は。最初はっていうか、実際行ってきても、まあ、他にも選手はいっぱいいて、選抜する条件っていうか、どうしてこのメンバーになったのかなっていうのは、僕も未だにわかんないんですけど。
でも、僕自身も、今まで全日本っていうものがあまりイメージできてなかったんですけど、全日本に呼ばれて、国際試合してきて、『全日本目指そうかな』って。『目指そう』っていうか、『いつかはOQTのメンバーに入っても、自分が残っていけたらいいな』っていう風に思えたんで。
他の人も、全日本っていうのは、抽象的だったと思うんです。それが、『自分もチャンスはあるのかな』っていう風に思えたっていうのが。気持ちとしては、上を目指して、別に今までなあなあでやればいいやって思ってたわけではないですけど、具体的に自分でどういうことをすればそういうところに残っていけるかな、っていうのを見つめられるようになったかな、と。」

-大竹監督から、試合で具体的な指示はありましたか?

「チームは本当に集まったばっかりだったんで、コミュニケーションをちゃんと取らないとバラバラのまま終わってしまうんで。コミュニケーションを取って、声出して、気持ちを伝えよう、ってことと、あとは、『今回は優勝を確実にしなきゃいけない、とかっていう責任を負わなくていいから』っていうことは言われて。
(日本は)本当に若手で、他の国はこの間の(OQTやオリンピックの)メンバーをほぼ残して、韓国とか中国とかもあんまりメンバー落としてなかったんで。そういうメンバーに、自分たちがどれだけできるか、っていうのを『責任は俺が取るから』って大竹さんがずっと言っててくれて。
『何も考えないで、思いっきりやれ』っていう風には言われてたんで、僕自身のプレーも、思いっきりやればいいから。プレーには『ちゃんとブロックを見て打て』とか、冷静に細かい指示はありましたけど。大まかなとこでは、『本当に思いっきり、責任とか感じすにプレーしろ』って、ずっと言われてました。」

-長所を引き出そうとしてくれてたんですかね

「そうですね。そういう感じだったんで、あんまり気負いもせずに、負けたらどうとかっていうのをあまり考えずにやれたんで、思いっきり、言われた通りできました。やりやすかったといえば、やりやすかったです。」

-食べ物にみんなあたったらしいですが、柴小屋選手だけ大丈夫だったとか・・・

「(笑いながら)そうですね!まあ、昔からお腹強いんで。確かに、菅(直哉/NECブルーロケッツ#16)も初日まずやられて。
6試合中4試合がフルメンバーで戦えなかったんで、フルメンバーで戦ったのは2試合だけっていう。北島さんも途中でいなくなったし。
チームの状態としては、あんまり練習もできてなかったっていうのもあって、結構厳しい状態だったと思うんですけど。僕はなんでか大丈夫だったんですけど(笑)」

-結局食べ物だったんですか?

「いや、それも未だによくわかんなくて。単に体調を崩してて、疲れてるときに風邪引いた、とかだけかもしれないし。みんな同じもの食べてたのに、あたる人間とあたらない人間がいるってのも・・・。だから食べ物だけじゃないのかもしんないですけど。」

-1人だけピンピンしてたと聞いて、吹き出しました(笑)

「(笑いながら)他の人も、試合を休まないまでも、結構体調悪かったんですけど、僕は別に。あ、でも、体調そんなにいいとは言えなかったんですけど。ニキビとか出ちゃって。内臓系は強めかもしんないです。」

-母校の早稲田大が、今季2部降格が決まってしまいましたが、後輩にエールをいただけませんか

「先輩らしい先輩じゃないんで、あまり偉そうなことは言えないんですけど。友達みたいな感じなんで、後輩と。多分、あまり・・・、
春(季リーグ)もレギュラーのメンバーが怪我したり、正セッターがいない状況で、秋もずっと出れないようになっちゃってるから、それで腐ってる人もいて。
でも、4年間思いっきりバレーがやれたら、それが別に2部でも何でもいいと思うんですけど、今、そういうモヤモヤみたいなので思いっきりバレーができてなくて、余計な方にばっかり考えちゃってると思うんで。まず、バレーを楽しんで、試合も、勝てないとかもあまり気にしないで、楽しく思いっきりやった方が僕はいいのかなあ、と思うんで。
僕4年間早稲田でやってて、楽しいバレーっていうのをずっとやってきて。勝っても負けても、ヘラヘラじゃなくて、心から笑えるような試合を目指してやってたんで。そういう風に目指してやって欲しいな、と。」

参考:大会に関する記事

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