2008/09V・プレミアリーグの男子は本日開幕します。女子は一足早く、先週11月1日から始まっています。
今シーズンも、中心選手の引退や全日本選手の移籍、新外国人の参加など、昨シーズンと戦力が大きく変わっています。
パナソニックパンサーズ
昨シーズンは故障で開幕に間に合わなかったものの、その後優勝の原動力となる活躍を見せた山本隆弘が今シーズンは主将に。高い守備力・攻撃力を備えるフォンテレス・フェリッペが今シーズンも在籍。
今年5月の黒鷲旗では、リーグでは控えに回っていた選手を中心にしながら優勝し、チーム力の高さを見せつけた。
夏は、就任2年目となる南部監督の元、ハードなトレーニングを重ね、体力面にも自信をつけている様子。
また、オリンピックに出場した清水邦広、福澤達哉といった内定選手が合流する年明けからのチームの動きにも注目が集まる。
- 今年度の全日本登録選手:清水邦広(WS)、宇佐美大輔(S)、山本隆弘(WS)、白澤健児(MB)、岩田正之(S)、福澤達哉(WS)、大竹貴久(S)、谷村孝(WS)
- 内定選手:清水邦広(WS)、大上正裕(L)、福澤達哉(WS)
東レアローズ
新外国人、デヤン・ボヨビッチが加入。昨シーズンは欧州リーグで活躍した柴田恭平、勝野裕士が戻り、高さや安定感など三者三様の持ち味のセッター、レシーブ力や速さといった巧さが光るサイド陣と、富松崇彰など国際試合で経験を積んだセンター陣とのコンビバレーに期待。
ベテランの齋藤信治、笠原紀久が抜け、試合中にチームのリズムを立て直す新しい力にも期待したい。
- 今年度の全日本登録選手:富松崇彰(MB)、柴田恭平(WS)、相澤寿(MB)、角田辰徳(WS)
- 内定選手:鈴木悠二(WS)
サントリーサンバーズ
昨シーズン、レギュラーラウンドで圧倒的な強さを見せたサントリーサンバーズも、3年目となるレオナルド・メロをはじめ、メンバーは変わらない。
しかし昨シーズンは、リーグ、黒鷲旗とも、全日本での活躍も記憶に新しい荻野正二、越川優、山村宏太、津曲勝利らスタメンと控え選手との差がはっきりと出てしまった。
全日本選手不在の間に、経験を積んだ若手選手の成長に期待。
- 今年度の全日本登録選手:山村宏太(MB)、鈴木寛史(MB)、坂本雄一郎(MB)、越川優(WS)、荻野正二(WS)、津曲勝利(L)、冨士田裕大(WS)
- 内定選手:岡本祥吾(S)、米山達也(WS)、松崎廣光(WS)
堺ブレイザーズ
少数精鋭で臨んだ昨シーズン、千葉進也、石島雄介らの故障で終盤に失速。今シーズンは増野彰を主将に据え、得点源のエンダキ・エムブレイはそのままに、新戦力として、今年全日本に選出された井上裕介を獲得した。
また、ベテラン澤畠雄一郎の引退に伴い空いたセンターポジションに、松本慶彦を得たが、出場予定はまだ未定である。
今シーズンも総勢14名と、他チームに比べ少ない人数で臨む上、エンダキ、石島、伊藤信博の故障が長引き、開幕に向けての不安材料となっている。
- 今年度の全日本登録選手:松本慶彦(MB)、井上裕介(L)、石島雄介(WS)、北島武(WS)、朝長孝介(S)、千葉進也(WS)
- 新加入選手:松本慶彦(MB)、井上裕介(L)、島田桃大(S)
- 内定選手:横田一義(MB)
豊田合成トレフェルサ
昨シーズンはスタートダッシュに失敗し、外国人選手の強烈な攻撃力で巻き返しを図ったものの、4強に届かなかった。
今シーズンは、新外国人選手としてマイケル・オーリマンを獲得。チームのテンポを作り出す北川祐介のブロック、川浦博昭のクイックは、今シーズンも見所となるはず。
各々のパワーや機動力、レシーブ力を武器に成長を見せる若手選手たちは、ベテラン選手と激しいポジション争いし、そのままチーム力の向上につながっている。
- 今年度の全日本登録選手:幡司一貴(WS)
- 内定選手:重村健太(S)
JTサンダーズ
昨シーズンは指揮官不在で苦しい戦いが続いたサンダーズ。今シーズンはゴードン・メイフォースを新監督に迎え、外国人選手にはベテランのオポジット、またサーブレシーブにも入れるエルナルド・ゴメスを加えた。
今年のオフシーズンは、例年の海外遠征に加え、サマーリーグや国体で若手の戦力を充実させ、サマーリーグでは、高さが魅力のセッター井上俊輔が最高殊勲選手賞を受賞している。
ベテランと若手の力の融合のもと、新監督の采配に注目が高まる。
- 今年度の全日本登録選手:中山大祐(WS)
- 新加入選手:國近公太(WS)
- 内定選手:塚崎祐平(WS)
NECブルーロケッツ
2シーズン連続、外国人選手の不調で波に乗れず、入替戦を体験したブルーロケッツ。4人のベテランが引退した今シーズンは、竹内実を新監督に、大角竜敏を新キャプテンにし、新外国人選手にデジデリオ・ダニエルを迎え、若手中心の新しいチームに変貌した。
内定選手として合流してすぐにスタメン入りし、実質3シーズン目と言える2年目の金子隆行、古賀幸一郎、攻守に安定した同じく2年目の三上圭治郎、破壊力のあるスパイクが魅力のオポジット前田和樹と柴小屋康行は、サーブレシーブにも入り、ウィングスパイカーのポジション争いを激しくするなど、実力のある若手が勢揃いしている。
センターの層の薄さに不安があるが、機動力のあるセンターが内定選手に控えており、その不安も今年いっぱいだけかもしれない。
- 今年度の全日本登録選手:柴小屋康行(WS)、菅直哉(S)
- 内定選手:日高裕次郎(MB/WS)
大分三好ヴァイセアドラー
プレミア昇格3シーズン目となるヴァイセアドラー。今シーズンは、新監督に黒葛原浩二を迎えた。
ベテランとして気迫溢れるブロック、クイックを見せていた南克幸の引退、守備の要で昨シーズンのベストリベロ賞を受賞した井上裕介の移籍により、戦力ダウンも危ぶまれたが、国体では広島代表として出場したJTサンダーズを破って優勝した。2年目の神田聖馬、徳丸善基の得点力と、キャプテン小川貴史や経験豊富なセッター増成一志らベテランの統率力のバランスの良さ、そのままにプレミアリーグに臨んでくれば、昨シーズン以上の成績も十分見込めるはず。
- 内定選手:中島悠樹(MB)、安田将利(S)

