初戦に勝利し、明日から決勝トーナメントに臨む法政大学。かつては多くの全日本のスター選手を輩出し、現役のプレミアリーガーにも出身者は多くいます。
今回最後の全日本インカレを迎えた主将の岡本祥吾選手(4年♯1・セッター)は、各世代の選抜メンバーに選ばれ、来年からはサントリーサンバーズでプレーすることも決まっていますが、法政大学では42年ぶりの関東大学リーグ2部降格を経験し、昨年までは1部でも常に入替戦を経験してきました。
今年、変化の見えてきた法政大は入替戦を回避し、少しずつチームの成績は上昇してきています。このインカレで強い法政大を作ろうとしている岡本選手に、チームのことや自身のことを伺いました。

-初戦の手応えはどうでしたか?
まだ体育館の雰囲気に戸惑ってるんじゃないかな、と。先週までの練習試合はそんなに悪くなかったので、今から徐々に上がっていくんじゃないかな、と思います。
-点数のわりに、競ってた印象がありますが
悪い部分で、相手に合わせちゃうところがあるんで…。今日は雰囲気を掴もうというのが1番だったので、大目に(笑)
-秋季リーグはフル出場することがほとんどなく、久しぶりにフル出場する大会になりますが、プレッシャーはありますか?
最後だからっていうのが1番大きいです。そんなもんです。
-どちらかというと、見てる側は出ないことの方が不思議ではありましたが
いえいえ。みんなに言われると、ちょっと心痛いです(笑)
-法政大の今の課題はなんですか?
ベスト4に残るチームは、何かしら1人、ここで決めてくれるっていう人間がいて、そのエースを中心に周りもしっかりついて行く、ってところが印象強いんですけど、古田(史郎3年♯8)もまだ波がありますし。1番考えてるのは、みんながどういう場面でも決められること。1人が飛び抜けてるんじゃなく、みんながバランス良く安定して力をつけていけるように、っていうのを課題にしてました。1人の力じゃなくて、っていう。
-今年チームの雰囲気が変わったのは、何か意識したことがあるんでしょうか?
今までずっと、入替戦の枠から抜けたことがなくて、春(リーグ)に初めて6位になって、東日本インカレもそこそこ行けて。「もしかしたらできるんじゃないか」って希望が、みんなの中に見えてきてるんじゃないかと思います。練習の取り組み方も、4年生中心になって変えてきましたし。だんだん方向性がみんなの中に見え始めてきて、なおかつ徐々に結果が上がってきて、っていうのがあるから、みんなが「もっとやれる」という風に思い始めてるのかなって。だから試合中の雰囲気も変わってきたんじゃないかと思います。
-法政大は、他の大学のような寮もなく、かなり自由な雰囲気だそうですね
自由がめいいっぱいありますからねえ。個人を尊重してるというか。そこにチームとしてまとまろうって力が生まれれば、強くなりますし。今までは個人個人で「俺はこれをやる」って、みんながそっぽ向いてたんです。それが、だんだん同じ方向を向いてきてるし。普段は、まあ、いろいろありますけど(笑)
-じゃあ、これからもっと強くなっていくということですね
そうですね。一応、方向性はだんだん見えてきてるし、それをどうするかは次の代の子たちがやることですけど。僕としては、結果ではなく、今までの普段の生活の取り組み方だけは変えたいな、と思ってやってたんで。それは一番意識しました。ここだけはしっかりしよう、とか。そんなにガチガチにするのも僕はあまり好きではないので、メリハリを大事にしようって。体育館に入ってから集中力、モチベーションを上げるとか。「コートに入ったら変わる選手だね」って、そういうところを意識しようよって言ってきたんで。
-岡本選手自身は、大学で存分にやってこられましたか?
今までの3年間は、あんまり我慢って好きじゃないんですけど、我慢も覚えて、「こういうことをすると、こういうことになっちゃうな」っていうのも考えて。僕は元々違う大学に行きたかったんですよ。けど、(鎮西)高校の監督に「お前は法政に行って、法政を強くしなさい」って言われたんで、荷が重いけどがんばろうかなあ、と思って。で、それを思い続けて、ようやく今があるので。最後に一花咲かせようかな、と思ってます。
-では、インカレへの意気込みは?
もちろん「頂上」で。間違いないです。


2件のコメント
サントリーでプレーされるんですね。
すいません、どこのポジションの選手ですか?
あまり大学生のことがわからないので
教えていただければうれしいです。
コメントありがとうございました。
ポジションは選手名のところに追記しました。